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十和田神社 [御朱印帳(神社)]

十和田神社

主祭神:日本武尊
旧社格(村社)

ではでは、青森の旅の続きです…

十和田湖湖畔の休屋に着いたのはいいけど、意外に強い雨。
時間ももったいないので、傘をさして向かったところは…

はい! 神社です(笑)

私にとって、十和田神社は2回目なんですが、前回行けなかった場所があったので、どうしても行きたかったんです。

神社へ向かって歩いていると、お土産屋の前に

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「一の宮」と書かれた鳥居を発見!
後ろには、大きな岩があり

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その上に祠が祀られていた。
後で神社からいただいた地図には、「一の宮神社」と書かれていたが何が祀られているのかは不明であった。

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十和田神社に到着です。
台輪鳥居の先は、いかにも聖域という雰囲気をかもし出していますねぇ。



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参道に、巨木が何本も生えている。
周りは、溶岩に森…
木々が傘代わりになり、雨が弱くなった。

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しばらく歩くと、巨木の間に両部鳥居。
絵になりますねぇ~

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そして、この台輪鳥居をくぐると…

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拝殿です!

神社でいただいたしおりによると、807年に征夷大将軍坂上田村磨が一社を建てたのが始まりといわれているそうです。
他にも、十和田湖伝説にからんだ話が残っています。

熊野で修行していた南祖坊は、「百足の草鞋が切れた場所に住みなさい」というお告げを聞いて、全国を巡っていると、ちょうど十和田湖で切れた。
その頃の十和田湖には、八郎太郎という大蛇が住んでいた。
この八郎太郎は、もともとマタギであったが、マタギの掟をやぶり仲間の分の岩魚を食べてしまったため、大蛇に化けてしまった。
そこで南祖坊は、法華経の力で竜に変化し、八郎太郎を十和田湖から追い出したのであった。

そのため、この神社は昔から熊野権現とか青龍権現と呼ばれてきた。

ちなみに、逃げた八郎太郎は秋田で新たな住処を見つけました。
それが八郎潟です。

その後一時荒廃しますが、1333年に甲斐の南部氏が再興させ、東北三台霊場の一つとなり、修験道の修行場として栄えました。

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本殿です。

参拝した後に社務所へ行くと、おじさんが帰り支度をしていた。
私が声をかけると

「宮司さんは会合で青森市内へ行ってしまってるんですよ。 私は手伝いでいるだけ。 さっき電話がかかってきて、雨だし人も来ないだろうから帰っていいよと言われたので支度をしてたんだ。」

とのこと…
確かに、私達以外は誰もいない(笑)

「御朱印は、いただけないんでしょうか?」

と聞くと

「宮司さんは青森市内へ会合に行ってしまってるんで、無理ですね。 私は手伝いなので… さっき電話があってまだ市内だから、帰りは遅くなると思うよ。」

う~ん
なんか、重複した情報と無駄な情報が絡み合ってるお話だったが、要約すれば宮司さんがいないので無理らしい。

それは残念です…と落ち込んでいると

「ごめんねぇ~ すでに書いてあるやつならあるんだけど… すまんねぇ~」

いやいや

それでいいんです!

てか

それいただけますか?

「え? これでいいの? それじゃ、ちゃんと日付書いておくね」

絶対お願いします(笑)

すっかり笑わしてもらいました。

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こちらは、社殿の隣にある熊野神社。

そして、ここからしばらく歩くと…

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こんなものが…
そうなんです。
今回は、ここへ行ってみたかったんです。
十和田神社の中でも最高の聖域と呼ばれている場所。
しかし、ここにも書いてあるとおり

ここから山中へ150m程入った頂き…

鉄のはしごをつたって降りたところ…

この雨では無理です!!
残念だけど諦めて帰ろうとした…

え?

うそでしょ?

うさの目が輝いてる!
そして、動こうとしない(笑)
だめだ! 行きたいオーラが出まくっている(爆)
仕方なく、頂まで行くことにした。

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熊注意の看板なんかに見向きもせず登っていく…

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修験道の修行場なだけあって、急な山道を登っていきます。
この雨だと、めちゃくちゃ怖いです。

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5分ぐらいかけて到着!
いろいろな巨岩や祠が祀られています。

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こちらの巨石には硬貨が埋め込まれています。
なんの意味があるんでしょう…

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たぶん、こちらは八幡神社

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そして、南祖坊が変化した青龍を祀った青龍神社(たぶん)。

ん?
この奥に…

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うわ!
ここから占場へ降りるみたいなんですが…
みなさん、よ~く見てください。
手前のはしごの先…一段先に、またはしごが見えますよね…ここから、50m崖を下るみたいです。

むりむり~

行きたいけど、この雨では危険です!
天候を恨みつつ、振り返ると…

うさ…行きたいオーラを出してもダメ!
こればかりは、絶対ダメ!
だんだん、うさが怖くなってきた(笑)

今回も聖域を見ることが出来なかった…
次回こそ絶対に…
そう思いながら下山しました。

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下山して、このようなものを見つけました。
さすが、元修験道の修行場!
神仏習合の名残ですね。

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帰りは、行きと違う道で境内を抜けると…

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十和田湖名物の「乙女の像」に出ます。

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この頃には、雨が止んでました!
もしかして、青龍権現さまのおかげかな?(笑)
とりあえず、湖に向かって手を合わせておきました♪

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ちなみに、この後はバスで石ヶ戸へ向かい、駐車しておいた車でホテルへ帰りました。
奥入瀬から十和田湖観光をするのであれば、このルートが一番お薦めです。

そうそう、休屋の自動販売機でこんなもん見つけました。

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さすが東北♪
ほんとうに、やだら売れてますね(笑)

でも、私はこちらを宿で…

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うまかった~♪

つづく


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コメント 4

旅爺さん

十和田神社は10年ほど前に行ったので殆ど忘れました。
by 旅爺さん (2010-02-18 06:57) 

tasuchan

雨の中ご苦労様です。

やっぱ神社は良いですね、しかも樹々が大きい。
十和田湖は神秘的ですね。

一度だけ十和田湖行った事があります。
by tasuchan (2010-02-21 01:00) 

スミッチ

雨の中たいへんでしたね
聖域見れなくて残念でしたね。このような梯子雨の中で降りるのは無理ですよね。
奥入瀬ビール3種類あっていいですね
会社の旅行で行って乙女の像見たような記憶があります
by スミッチ (2010-03-09 12:35) 

duke

良い旅ですね~~私は十和田湖に行きましたが、神社はいけませんでした。社員旅行だったので、団体行動につき。写真見てるだけでも神々しいものをやだら感じました。
by duke (2010-03-16 13:26) 

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